フレゼンテーションって聞くと皆さん「自分には関係ないな〜」、「苦手だな〜」、「難しいな〜」と思っている人も多いと思います。
でも実は、プレゼンテーションスキルは日頃のコミニケーションにめちゃめちゃ重要なスキルです。
それと、コツさえ掴めば誰でもプレゼンテーションスキルは上達します。
プレゼンテーションにはコツがあるんです。
・人と話すのが苦手な人
・奥さんを説得してお小遣いUPしたい人(笑)
・営業の仕事をしている人
・人前で話すことが多い人
・プレゼンをマスターして人生を変えたい人
今回は人生で大切なプレゼンテーションスキル身に付ける5つのコツをお伝えします!!
本題に入る前に
ここでいきなりですが問題です。
電球を開発した人は誰でしょう?
少し考えてみて下さい。
殆どの人はエジソンと答えるのではないでしょうか?
実はイギリス出身のスワンさんが電球の開発者です。
何が言いたいかと言うと、発明とか自分の頭の中にあるアイデアは価値がないと言うことです。
その頭の中のアイデアを誰かに伝えて社会に発信する。この時に初めて頭の中のアイデアが価値を持ちます。
なので、プレゼンテーションは自分の頭の中を相手にどう伝えるか?社会にどう伝えるか?
逆に伝わらなかったら何も起こらないですよね?つまり価値がない人間になってしまいます。
プレゼンテーションで価値を自分につける。
これがプレゼンテーションスキルを身につけるべき最大の理由です。
例えば、奥さんにお小遣いの値上げ交渉をする時にもプレゼンテーションスキルが必要になってきます。
プレゼンスキルがない人は、
「お前は家で子供の面倒をみてるだけだろ〜?俺は働いてるんだからお小遣いあげてよ〜」
と言ってしまうかもしれません。
プレゼンスキルが高い人は
「お小遣いあげてくれないかな?なんでかって言うとね、同期の〇〇君は、昇進して給料も上がって家族で海外旅行にも行けちゃってるんだよね。なんでかって考えてみてわかったんだけどね、めちゃめちゃ上司と飲みに行ってコミニケーション取って気に入られて昇進してるからなんだと思うんだよね。俺も昇進して家族と海外旅行したいからさ、そのためにお小遣いあげてくれないかな?」
どうでしょうか?後者の方が奥さんも納得してくれそうじゃありませんか?
プレゼンテーションを身につけるべき3つの理由
モノは言いよう
今の世の中にあるサービスはAもBもCもそこまで差は無いです。ほとんど同じであればその違いをどう伝えるか?物の伝え方が大事になってきます。
AI時代だからこそ価値がある
プレゼンがうまい会社とか営業とかはこのAI時代だからこそめちゃめちゃ価値が出てきます。
人とのコミュニケーションが楽しくなる
自分の中のアイデアを人に伝えることが出来ると仕事も楽しくなってきます。自分の中のアイデアを役員、上司、誰かにぶつける。お客さんに伝える。それをやると仕事が断然楽しくなります。逆に何も伝えない限りは、仕事はズーーっと何も変わりません。
プレゼンテーションスキルを付ける事で自分の市場価値が上ります。
市場価値が上がる事で所得も上がってきます。
プレゼンスキルは才能?
大勢の前でプレゼンしないといけないとなると緊張しますよね?不安になりますよね。不安になるのは分かりますが、プレゼンテーションは才能ではありません。大丈夫です。プレゼンはコツがあります。
今回はプレゼンのコツを5つ紹介します。
この5つだけマスターしてしまえばもう大丈です。
プレゼンテーションの5つのコツ
プレゼンの基本
プレゼンて何だと思いますか?プレゼンは自分の思っていることを話すと思っている人がほとんどではないでしょうか。
プレゼンは自分の思っていることを話すことではなく、相手を動かすことです。
プレゼンはサービスの説明をして、サービスを理解してもらう事は当たり前です。これは朗読すれば良いから誰でもできますよね。
ただ、最終的には何をしたいか。このプレゼンの目的は何なのか。
例えば契約を取りたいのか。それともサービスを代理店に販売してもらいたいのか。
こういう目的によってこのサービスの理解が違ってきます。理解させて動かすことまでがプレゼンの目的なのです。
プレゼンテーションの目的は相手を動かす事
プレゼンというのはまず資料を準備することが必要だと思っていませんか。なんか資料がほしいな、資料がないと不安だなと思うことが実は間違っています。
資料は二の次で良いんです。資料なんていらない。
まずは、資料を作る前に次の3つのステップを理解しましょう。
STEP1・目的を明確にする
STEP2・誰に理解してもらいたいかを明確にする
STEP3・その理解してもらった相手をどう動かしたいかを明確にする
まずは資料を作る前に何をどのように動かしたいかを明確に徹底的に考える。これがないと全く意味のない資料になってしまいます。
それではこの3つのステップを細かくみていきましょう。
STEP1・目的を明確にする 〜プレゼンの目的は5W1Hで考える〜
5W1Hとは
What=テーマは何?、なにについて聞きたいのか?
Why=どういう経緯?なぜそれを聞きたいの?なにが課題なの?
How=どのように?1対1なのかセミナー形式なのか?
Whom=誰に?特に重要な聞き手は誰なのか?
When/Where=いつ?どこで?それをやるのか?
最低でもこの5W1Hは把握してからプレゼンに取り組みましょう!
ここはしっかり事前調査しましょう。
STEP2 誰に理解してもらいたいか〜聞き手の理解〜
ここを理解していない人が多すぎます。せっかくのプレゼンが台無しになってしまいます。
ここは難しいので例え話でお伝えします。
自社の商品を3人にプレゼンします。社長、専務、平社員です。
まずは平社員にプレゼンする場合です。
平社員のメリットは何でしょうか?
平社員のメリットは作業の効率化です。面倒な事は全てうちでやりますよ。タスクが減り5時には家に帰れますよって言うとこの人には刺さります。
では専務のメリットは何でしょうか?
専務のメリットは短期的に売り上げを上げる事です。これをしたらすぐにこれだけの売り上げが上がった事例がありますよと言うと刺さります。
最後に社長のメリットは何でしょうか?
経営者のメリットは長期的に安定した経営ができる事です。ファンがつく事で長期的な新事業に繋がりますよ。コストの削減に繋がりますよ。というと刺さりますよね。
ここを理解すると同じ商品でも伝えるメリットが変わって来ます。
まずは伝える相手と相手のメリットを考えましょう。
アポが取れたら誰が来るかしっかり調べましょう。
聴き手によって伝える内容を変えましょう
STEP3 どう動かすか〜リード〜
聴き手によって色々話しますよね。聴き手によっていろんな話し方がありますよね。
いろんな事を話したいけどあれもこれも話してたらすごく時間がかかりますよね。
一番重要なのは、その聞き手が一番気になること、聞きたい事を想像してプレゼンを作っていく事です。
まずは言いたいことに優先順位を付けましょう。
聞き手が聞きたい事の順位付けができたらそれぞれに根拠を付けていきましょう。
聴き手の導き方
何をどのように伝えるかも重要です。
ストーリーラインをしっかり作っていきましょう。
ストーリーライン
人間は30分が集中できる限度です。1時間も経つと集中力は落ちてしまいます。
なので最初の30分は話順は相手が聞きたい事から話してその後に根拠を言いましょう。
後半の30分はスライドを活用しましょう。
スライドの作成
絶対に刺さるスライド術
1スライド1メッセージ
言いたい事が2つある場合は、スライドを2枚に分けましょう。
ページ数は増えてもいいが、スライドの内容は少なくしていきましょう。
スライドのページ数はTPOを意識して作りましょう。
T=どのくらいの時間があるのか?1時間なのか?5分なのか?
P=どこで資料は見られるか?講演会なのか?手元なのか?
O=誰にどうやってみられるか?
セミナー用と提出用はスライドを分ける必要あり
タイトルではなくメッセージを記載
チャートが無ければ箇条書きを心がける
チャートをつける場合はコンクリューションをグラフに入れてあげる
立ち振る舞い
みんなの視線はスライドではなく自分に集める
そのために近くに来たり横に動いたりして常に動き続ける事が重要です。
アイコンタクト
プレゼンが下手な人で多いのが、スライドの文字をペンなどで指しながら話す人がいます。
これはやってはいけません。
しっかり相手の目を見て自分の言いたい事を相手にしっかりと伝えましょう。
スクリーンを見ない
PPTno開発者モードを使って次のスライドをしっかり把握しましょう。
次に来るスライドが解っていると話しながら次のスライドの事も考えれるのでスムーズなプレゼンができると思います。
プレゼンの話し方
ひげ言葉
ひげ言葉を無くしましょう。
ひげ言葉は下記のような言葉です。
・えー
・あのー
・えっとー
このひげ言葉が出るって事はプレゼンを暗記していない場合が多いです。
プレゼンの前日までに5回は練習して本番に挑みましょう。
瞬間前置き
面白い事を言うぞっていう前置き言葉を使いアテンションを入れてメリハリを付けましょう。
前置き言葉は下記のような言葉です。
・「ここからがめちゃめちゃ面白くて」
・「ここからが一番重要でして」
・「他の所はいいからここだけは覚えておいて下さい」
・「ここだけでいいから絶対持って帰って下さい」
このような前置き言葉を入れてから要点を話すように心がけましょう。
この前置き言葉がない人はめちゃめちゃプレゼンが下手です。
淡々と話すつまらないプレゼンになってしまうので是非この前置き言葉を取り入れてみて下さい。
前置き言葉を話す時間の目安ですが、
前置き5秒、
結論3秒、
根拠3点を10秒
で話してみて下さい。
メリハリが生まれてプレゼンが見違えると思います。
3つの定理
科学的な話になるのですが、なぜ3つ根拠を出すのかと言うと、
相手の信頼度が大きく変わって来ます。
根拠がひとつの場合、
これは〇〇だと思います。なぜならば〇〇だからです。
となります。これは相手に66%信頼されます。
根拠が二つの場合、
これは〇〇だと思います。なぜならば〇〇だからです。また〇〇だからです。
となります。この場合だと73%相手に信頼されます。
根拠が3つになると80%相手から信頼されます。
根拠が4つになっても83%とそんなに信頼度は変わりません。
以上から、話の根拠は3つが良いとされています。